なる反復であ

あたしが今あなたにこの内容を説明しているのはまさにその理由からです。
ナカバヤシさんには今後その辺の自覚をしっかりと持っていただく必要があるということです」
と、モトコは相変わらずの無表情できっぱりとそう断言した。

そ、そうなんですか。
で、でもまあ、なんかちょっと安心しました。
だってあなたが???、後から俺のことをいつも見守ってくれるんですよね?
これからも」
と俺が無理矢理作ったような欺瞞に満ちた笑顔でそう言うと、
そうよ???、だから今夜は寝ないで守ってあげるわ」
とモトコは急に声色を艶のあるトーンに変換したかと思うと、意味ありげなセクシャルな目付きでこの俺を見た。

そしてモトコはいきなり俺の目の前に立ちはだかり、彼女の右掌で俺の頬をやさしく撫でながらこう言った。
さあ、ユリエの前でやったみたいにパンツを脱いで。
あたしの前でもやって見せてよ」

えっ?
ええ?
な、なんでいきなり???」
と俺はそのモトコの態度の急転に動揺し、一瞬だけ全身を硬直させていたのだが、次の瞬間にはまるで操り人形にでもなったように何故かそのモトコの指示通りに自らパンツを下ろしていた。

そしてそれはまさに19年前の完全なる反復であった實德

モトコはハイヒールの右足で俺の股間を刺激しながら慣れた動作でジャケットを脱ぎ、自分のシャツのボタンを外し始めた。
あら、もうパンパンねえ。
もう我慢出来ないんでしょう?
ほら、じゃあ、今度はあたしのも触ってみる?」實德
と言ってモトコは彼女の右手で俺の左腕をつかみ、その掌を自分のタイトミニスカートの中へと誘導する。

俺はその全神経を左手に集中させ、彼女の股間へと指先を延ばした。
と???。

えっ?う、嘘だろ。
ま、まさか」
と言って俺はとっさに左手を引っ込めた。
その瞬間、俺の指先は何か固い異物のような存在に触れたのだ實德

どうしたの?
初めてじゃないでしょ?こういうの???」
とモトコは言いながらミニスカートをめくり上げその中のパンティーをサイドへと引っぱるようにしてずらし、俺の目の前に彼女のいきりたった分身をさらすのだった。
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